お子さんが、学校へ行かない、行けない、行きたくないと言ってきましたか?
それはとても勇気のいることです。
よく言ってくれたねと伝えてあげてください。
お子さんは、心や体に不調がありますか?
お子さんが元気でいられないのなら、無理をしてまで学校へ行く必要はありません。
登校させないと心配ですか?
でも、今お子さんが抱えている心身の不調を悪化させる方がもっと心配です。
まずは、お子さんの気持ちを受け止めてあげてください。認めてあげてください。
お子さんがうまく話せなかったり、話そうとしないなら、どうして行けないのか追及しないであげてください。
家庭は、安心できる基地であってください。
責められたり存在を否定されることのない、無条件で愛され休める場であってほしいのです。
毎年、特に夏休みの後半から始業式前後にかけて不安定になる子がたくさんいます。
学校に行かないという選択肢を選べず、認めてもらえず、追い詰められて命を絶つ子もたくさんいます。
もちろん、夏休み以外にもです。
学校へ行かないということは、特別なことではありません。
1人でも多くの子が、親が、同じ気持ちを共有できる、安心できる居場所を見つけられますように。
学校に行くこと自体は、子どもの義務ではありません。
ですから、法律違反でもなく、もちろん罰則もありません。
文科省も、不登校児への対応として『学校へ戻すことがゴールではない』と謳っています。
行きたくない、行けない子を、無理に登校させる必要はありません。
中学校で不登校でも、私立高校、通信制高校、定時制・単位制高校などへの進学が可能です。
また、進学せずに高等学校卒業程度認定試験(高認 : 2004年まで大検と呼ばれていたもの)に合格すると、大学、短大、専門学校の受験が可能になります。
勉強の仕方には、たくさんの選択肢があります。
心配なことがあれば、ご相談ください。
よく、学校へ行かないと社会性が育たないなんて言われますが、社会性って何でしょう。
他者への思いやりや関わり方、マナーを守ることなら、家庭や他の場所でも十分学べます。
お子さんの心が落ち着いているなら、公共の場や習い事など積極的に出かけて、お子さんが興味を持てることを一緒に探してみてください。